【バンド結成の話】

このページは、スナックタイムのことを少しでもご存知いただければと思い、私たちのことをいくつかご紹介します。札幌での活動、楽器、演奏する音楽などについてです。応援いただけたら、とても励みになります。

【バンド結成の話】

バンド名のsnack time（スナックタイム）の由来は「おやつの時間」という意味です。バンド名を決める前から練習だけはスタートしていた私たちですが、練習と同じくらいの時間を「おやつタイム」にしていました。それぞれにおやつを持ち寄ると、それなりのボリュームになるので、おやつ交換会のようなノリ。

アメリカなど海外では小学校や中学校でもスナックタイムを設ける国もあるようです。メンバー全員、そんな学校生活に強く頷きたい…。より良い音楽のために、素敵なスナックタイム（おやつの時間）を。

スナックタイムとして活動をはじめた2019年は、メンバー2人が中学生、残り2人が小学生という小中学生バンドでした。年齢差を意識しないフラットな関係で、仲良くやっています。あっという間に2020年。今は「中学生バンド」です。

【メンバー編成と楽器の話】

スナックタイムは、アルトサックス、トランペット、キーボード、ドラムという少々変わった楽器編成です。キーボードがピアノとベースの役割を果たしています。そのため、多分、一番忙しく演奏しているのがキーボード。ベーシストがいるバンドと違って、ベースならではフレーズを感じないと思います。それがスナックタイム「らしさ」になっているはず。

このキーボードに手数多めのドラムが加わり、2人だけでも楽曲をスカスカにしないリズム隊の出来上がり。そこに、メロディーを奏でるアルトサックスとトランペットが乗ります。女子2人は、ハモリが魅力です。いつもピッチに気をつけて練習しています。

【どんな曲を演奏するのか】

メンバー全員の共通音楽は「ジャズ」。自由な音楽「ジャズ」が心の中にあるスナックタイムは、雑に言うと奔放すぎる演奏ですが、それだけいつも自然体です。演奏する曲のジャンルもあまり偏りはありません。最初にYouTubeチャンネルにアップした曲は、「夜咄ディセイブ」と「The Chicken」という異色の組み合わせ。

ジャズのスタンダードなら、誰かが弾きはじめると、すぐに合わせられるので、脱線タイムはジャズの曲で遊ぶことも多いです。あとは、この世代なら誰でも聴く「ボカロ」。ボカロに精通したキーボードにみんなで乗っかるボカロセッションもよくやっています。あと、最初の頃は米津玄師さんの曲もやったり。好きだと思えばなんでもやります。

【初のリモート演奏（テレワーク演奏）】

外出自粛でスタジオ練習ができなくなったスナックタイム。メンバーそれぞれが個人練習に励んでいましたが、やっぱりみんなで音をあわせたいという気持ちが溢れます。そこで、ついに挑戦したリモート演奏（テレワーク演奏）。

選んだ曲は、いろいろなメディアに取り上げられている神曲、YOASOBIの「夜に駆ける」。

まずは、最初から2分くらいのところまで、それぞれ録った音をあわせてみたけれど、イマイチそろわない…。次に１パートずつ重ねてみようとチャレンジ。手探りのリモート演奏でしたが、なんとか動画になりました。
たくさんの人に観てもらえるといいな。YOASOBIのAyaseさんとikuraさんに観てもらえないかなと夢見ながら。

＜YOASOBI「夜に駆ける」（snack time cover）＞

https://youtu.be/otu9gAN3fBk

【島村楽器「HOTLINE 2019 」】

スナックタイムは、定期的なライブ活動をしていませんが、コンテストには積極的に参加しています。

結成して数ヶ月後に島村楽器さんの「HOTLINE 2019」というバンドコンテストに挑戦しました。予選で店内ライブができるし、もし勝ち進めたら大きな会場でライブができる。私たちにとって魅力的なコンテストでした。

結果、北海道エリアファイナルまで勝ち進めましたが、優勝まで届かず『優秀賞』（準優勝）。キッズバンドは私たちだけで、最初は心細かったのですが、やさしく話しかけてくれるお兄さんやお姉さんがいて、とてもよい思い出になりました。cube garden（キューブガーデン）という札幌でも有名なライブハウスで演奏できたことも、とってもうれしかったです。

【PARK JAZZ LIVE CONTEST ON WEB】

2020年8月、SAPPORO CITY JAZZ （札幌シティジャズ）のPARK JAZZ LIVE（パークジャズライブ）に参加。今年は「パークジャズライブコンテスト ON WEB」というオンライン上のライブコンテストになりました。芸術の森の野外ステージで動画を収録しました。有名ミュージシャンが立つ舞台で自分たち演奏が演奏できることもちろん、多くのスタッフさんが撮影してくださったことがとてもうれしかったです。それはそれは緊張しました（汗）。今回、私たちは「Chaining Intention」を演奏しました。多分、このコンテストではめずらしい選曲だったかもしれません。その分、自分たちらしい演奏ができたと思います。

8月11日に審査結果が発表されました。『特別賞』です。優勝には届きませんでしたが、コンテストのためにみんなで努力したことは必ず今後に活きると思います。多くの方から応援いただき、本当にうれしかったです。

＜パークジャズライブコンテスト ON WEB 審査結果発表ページ＞
https://sapporocityjazz.jp/2020/08/11/news-118/

【初単独ライブと取材】

2020年10月17日(土)、 ”D-Bop” Jazz Club（札幌市中央区）で初めての単独ライブを開催しました。うれしいことにチケットはソールドアウト。配信チケットも多数ご購入いただき、驚きました。ライブ当日は、ウェブマガジン「タシナム」さんの取材があり、これもはじめての経験。とても素敵な記事で私たちのこと、ライブのことをご紹介いただきました。

http://tashinam.chodosya.com/livereport/snacktime_202010/

ライブは緊張しながらも楽しみながら演奏できました。ジャズからポップスまで色々なジャンルを自分たちらしく表現できたと思います。

【GemRock Jam 2020 winter】

2020年12月、U-15ライブイベント「GemRock Jam 2020 winter」に出演しました！全国から15歳以下のミュージシャンが参加するイベント。オンラインでもこんなに楽しいんだと思う素晴らしい企画でした。snack timeは緑黄色社会さんの「Mela!」をカバーさせていただきました。主催のONTEKUさんの皆様がとても親切でいっぱいサポートしてくださって...。こんなに距離が離れているのに、バンドにとってとても身近な存在に感じています。

【NHKテレビ番組出演】

2021年4月にNHK北海道「北海道スタジアム　春の陣」に出演しました！是永千恵アナウンサーが練習時に取材に来てくださいました。インタビューに緊張しつつも、是永さんがとてもやさしくて、安心してお話しできました。そして、別日に演奏の収録。テレビ番組の収録ってこんなにたくさんの人が関わっているんだ...と驚くほどの人。たくさんのカメラとすごい照明に囲まれながら「The Chicken」を演奏しました。番組の放送が夜だったので生出演はできませんでしたが、とても良い思い出になりました。

【GemRock Jam 2021】

2021年8月、昨年末に参加したU-15イベント「GemRock Jam」に再度出演。今回は、じんさんの「チルドレンレコード」をカバー。コロナの影響でスタジオが思うように使えなくて、収録できるのだろうか...と不安でしたが、ギリギリなんとか出演作品を用意できました。そもそもバンド練習もほぼできないまま、限られた時間で精一杯がんばりました。イベント当日は色々な方がチャットで盛り上げてくださって、オンラインならではの楽しさを久々に体感できました。

そして、コラボコーナーでは、ボーカルの眞塩藍咲さんとAccéntのベースのハルさんとともに、yamaさんの「春を告げる」を演奏。snack timeにはないボーカルとベースが入った素敵な作品ができました。動画はONTEKUさんが編集してくださっているので完璧！実力派の二人との共演もできて、音楽的にもいろいろな気づきがありました。感謝感謝です！

【お茶の水熱烈楽器祭2021】

2021年10月、オンラインイベント「お茶の水熱烈楽器祭2021」に出演しました！1週間の期間限定の配信でした。snack timeは、ジャズでおなじみの「in the mood」とYOASOBIさんの「三原色」を演奏。「in the mood」はビッグバンドのイメージがあったので、4人でどうやって演奏するのか悩みました。アイディアを出し合って、演奏してみるとなかなか形になってきて...。最近ジャズが少なめだったので、あらためてジャズの楽しさを味わう機会にもなりました。また、「三原色」はラテンっぽさを出して、snack timeとしては、新しい世界に。ラテンやりたい熱が急浮上しました。演奏だけではなく、zoomインタビューがあり、実はそちらのほうが緊張しました。